Photoshhopで食べ物の写真に湯気を合成する方法。

 この章では、Photoshopを使って料理の写真に湯気を合成する方法をご紹介します。写真素材は練習用としてこの写真を使うことにします。元の状態では全く湯気は出ていませんね。

それでは、この写真ファイルをダウンロードして保存しましょう。画像の上で右クリックから「名前を付けて画像を保存」で、ファイル名は「steam_sample.jpg」としておきましょう。

この写真をPhotoshopから開きます。Photoshopを起動して、[ファイル]→[開く]から、steam_sample.jpgを開きましょう。下の写真のようになります。

レイヤーパネルの右上のパネルメニューより、「新規レイヤー」を選択します。レイヤー名には「湯気」と名前を付けておきましょう。描画モードは必ずスクリーンにしましょう。

ツールパネルの[描画色と背景色を初期化]のアイコンをクリックします。次に、[フィルタ]→[描画]→[雲模様1]を選択します。

お料理の写真の上に雲模様が合成されます。

[フィルター]→[変形]→[極座標]を選択し、「極座標を直交座標に」ボタンを押して[OK]ボタンをクリックします。

次に、[フィルター]→[変形]→[波形]を選択し、以下のように設定してみましょう。

下の写真のような結果が得られると思います。

次に、湯気の形を料理の写真に合わせて変形します。[編集]→[変形]→[自由な形に]を選択し、

下の写真のような形に湯気を変形します。形が決まったら右上の○ボタンを押します。

次に、描画色を黒(#000000)に設定した状態でブラシツールを選択し、ブラシの直径を200ピクセルに設定します。筆の種類はソフト円ブラシがいいでしょう。湯気の余計な部分を消していきます。

下の写真が出来上がった絵です。アツアツのお料理に変身しましたね。湯気の量や形は設定次第で自由に変更できます。自然に見える程度に抑えておくといいでしょう。





出来上がった方は、下の写真でも同じように湯気を立たせてみてください。

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